前編

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20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/12(水) 18:34:25.50 ID:Oo7T2NMSO もしかしてマリオの人か…? ■24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/12(水) 18:37:06.34 ID:S7vh2Vh7O >>20 Yes,I am. これを今年最後の作品にしたい。 ■30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/12(水) 18:42:23.34 ID:S7vh2Vh7O ガノン「マスター、もう一杯。」 マスター「今日はもうよしといた方が…。」 ガシャン! ガノンドロフはカウンターを叩き今にも飛び掛かりそうな目付きでマスターを睨んだ。 ガノン「客の注文が聞けねえのか!!!ああん!!」 マスター「は…はい…かしこまりました。」 マスターはそわそわと瓶を取り出して、グラスに酒を注いだ。手が震えている。 ゴク…ゴク… ガノン「ぷはぁ!!!」 ガノン「いいか!客は神様だ!こんな店長くはもたねえよ!!!」 ガシャン!とカウンターを一蹴りして彼は席を外した。 マスター「ちょっとお客様お勘定は!!」 彼はは振り向きもせず夜の闇に消えた。 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/12(水) 18:44:21.84 ID:aEnk1tyd0 俺のガノン様が・・・・ ■33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/12(水) 18:48:22.27 ID:S7vh2Vh7O 客1「あいつガノンドロフだろ…。」 客2「ああ…ゲーム役者界の巨匠だ。」 客1「一体何があったんだよあいつ。」 客2「実はな…。」 ガノンドロフはゲーム役者として生計を立て、主に悪役を勤めていた。 ゲーム役者としての評判はすこぶる高く、悪役としての不動の地位を築き上げていた。 しかしおよそ二年前にリンクという男が舞台を降りて以来、 ゼルダの伝説シリーズは打ち切りになり、同時に彼の出番も無くなってしまったのだ。 彼はリンクが理由も言わずに役者を辞めた事を憎んでいたが、 とうとうリンクに会う事は無かった。 そうして行き場を無くした怒りの矛先は町の人々に向けられていたのである。 そうでもしなければ耐えられなかったのだ。
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