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「なぁ、これからどうするんだ?」
その問いに対する答えはない。
その問いを発したのは少年だった。だが目を閉じているせいなのか、それとも纏っている雰囲気のせいなのか、ただ少年と呼ぶのには少し躊躇わせるものがあった。
その場にはその少年を含めて四人がいる。
しばらく間を置いて、四人の中で最も大柄な人物が答えた。
「さぁなぁ・・・。アイツのしたいように、だろう」
「・・・それは、答えになっていない・・・と思う・・・」
大柄な人物の発した言葉に反応したのは大太刀を背負った、中々背の高くて痩身、しかし付くべきところには筋肉がついており、嫌な感じの無い男だ。
「あーら、暗いわねぇ。こんな暗い雰囲気、私大っっっ嫌いなのよ?ねぇ、皆もそう思わない?」
突如、その場に合わない妙に明るい女性の声が聞こえた。
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