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「いってて…ドジサぁっ!!」
ドジサが転けた先にいた彼は怒鳴る。
彼は周りより一回り身長が低い。
「ごめんね、フユキ。でも、名前の通り不幸だよね☆」
「うるさいやい!!」
彼の名前はフユキ。漢字は不幸。灰色の髪と目のよくアリサのドジに巻き込まれる魔法使いの少年だ。
「…アイツも心配だな。不幸が祟って自分に返って来るかも。」
「クズマお前、他人のことより自分を心配したらどうかな…?僕も他人のことは言えないしな。」
「そうでございますわよ、クズマさん。私よりもできることが限られているあなたも頑張っていただかないと。」
縦ロールの金髪に灰色の目の彼女はフユキと双子の魔法使いのスミレ。
「…サボレ、お前はもっと集中をして授業を受けろよ…」
「う、うるさいでございますですわ!!面倒なことはしたくないのでございますです!!」
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