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ー学園クローセル。異能者が通う学校。そこに彼は通っている。
「…今日もいーい天気だ…」
茶色い癖のあるふわふわの髪に意志の強そうな青い目の超能力者。
彼の名前はカズマ。通称…
「おーい、クズマー。」
「誰がクズマだ。アホキ。」
「なっ、僕はマサキだ!!"キ"しかあってないじゃないか!!」
…通称アホキことマサキはベリーショートの緑の髪に黄色のつり目。
左腕が機械であること以外はカズマと変わらない人間だ。
「おっはよー!!クズマにアホキ!!」
「「黙れ、ドジサ!!」」
「私はアリサ!!」
通称ドジサことアリサ。ポニーテールの赤い髪にくりっとした茶色い目の魔法使い。
「さて、お決まりのやりとりは終わったから、さっさと学園に行こうか。」
「クズマ…。お前計算してこんなことやってるのか…?」
「ま、まぁまぁ、アホキ。行こうよ。遅刻しちゃうし、ね?」
三人は幼なじみであり、世間で言う落ちこぼれであった。
通称のクズ、アホ、ドジはその落ちこぼれである原因を示している。
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