第一章

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そうして柱の傷をみて悩んでいると、部屋の外から足音が聞こえてきた。その足音は少しずつだがこの部屋へと確実に近づいて来ている。まさかもう?まだ犯人どころか、犯行の手口さえわかっていないんだぞ。しかし足音は部屋の前で止まり、そして扉は開かれた。「終わりだ。探偵くん」 そして僕の時間は、犯行の手口も犯人も何もわからず終わった。
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