別れ

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怒りと憎しみに彩られた切っ先を払い、少年は進む。 その剣は──その身は、返り血に濡れている。 そして、少年は辿り着いた。 恋い焦がれた少女の元へ。 少女は微笑む──壊された魂で。 少女はもう──… 少年は、最後の一振りを少女に──
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