☆夢と始まり

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他愛ない会話しながら和やかに朝食を食べる。 何一つ不自由のない生活。 幸せなはずなのに物足りなく感じる俺は我が儘なのだろうか… 「あら?咲弥もうこんな時間じゃない!学校遅れるわよ!!」 「えっ!?ってヤバッ…」 慌てて残りのおかずを味噌汁で流しこむ。 俺は贅沢があまり好きじゃなくて学校は電車+徒歩で行ってるから家を早く出なきゃいけない。 …てか本当に遅刻する! 「ご馳走様!」 急いで席を立つとメイドが俺の鞄を持っていて直ぐに渡してくれた。 「咲弥坊っちゃま、いってらっしゃいませ」 「ありがとう!いってきまーす!!」 お礼を言い、急いで駅へ走った。 .
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