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土「授乳中は無理だろ。誠の事もあるが、お前だって夜中に乳をやってるんだ」
日「うん」
日向は、誠にげっぷをさせ、土方に誠を渡し、着替える。その時、玄関から声が聞こえた。
近「ただいまー!!」
近藤の声を聞き、日向と土方は誠を連れて居間に移動した。
日「おかえりなさい」
土「勝っちゃん、帰って来たところ悪いんだが」
近「何かあったのかい?」
土「ああ。新八が稽古師範をさぼって明日香と出かけている」
近「何だって!」
土「それで、誰もいないから日向が代わりをしたんだが」
藤「日向、大丈夫?」
日「うん」
土「こら、嘘をつくな」
日「ごめんなさい」
土「日向、まだ授乳中だろ。さらしもかなり辛かったらしい。誠の乳の時間もあるしな」
近「日向には負担はかけたくないな。つねもそうだったが、夜中も起きなければならないだろう?」
日「はい」
近「とにかく、新八を待つか」
皆で、新八と明日香の帰りを待つ。日向は誠を抱きながらうとうとしていた。
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