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明「無理ね」
翼「何で分かるんだよ!」
明「日向の事を嫉妬の塊で見ていたあんたには無理よ。日向は、人の心に敏感だからね。あんたと日向の兄貴が一緒にいるところを見なくても、いずれはばれていたわよ。日向はね、土方さんに一心に愛情を注がれてやっと変われたの。だから、あんたじゃ無理」
翼「土方歳三って女ったらしで有名じゃないか!」
土「こいつが来てから止めたんだよ。まあ、てめえが今から日向に手を出しても無駄だ。日向は俺にしか、反応しねえ」
日「と、歳!」
日向は、真っ赤な顔で土方に抗議する。
土「事実じゃねえか」
日「うー」
日向は恥ずかしさで土方の胸に顔を埋めた。
明「あんた、一度でも日向のあんな姿を見た事ある?」
翼は、悔しそうに顔を歪めた。
永「これを見ても、日向が可愛くない。醜いと言えんのか?」
翼「それは。でも強い女なんて普通嫌だろ!」
土「剣は確かに強いさ。だが、日向の心はどうなんだ?」
翼「剣道が強ければ、心だって強いだろ?!」
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