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日「仏門は？」
山「成る程。山奥なら出てこられませんね」
土「ならどこにするかだな？」
山「北の方がいいですね。私の故郷に山奥でお寺があります。そこに入れますか」
大「道を教えて頂ければ連れて行きますよ」
山「念の為、もう１人付き添いが欲しいですね」
藤「俺が行くよ。大石と２人で帰ってこれるし」
日「２人共いいの？」
藤「当たり前だよ。ね？」
大「総隊長の身の安全が大事ですから」
土「悪いな」
山「では、彼を連れてきて下さい」
原田がバタバタと翼を連れてきた。
翼「どうすんだよ！日向、助けてくれよ！」
日「無理」
近「君には仏門に入ってもらう」
翼「はっ？嫌に決まってんじゃん！」
土「てめえに選択肢はねえ」
翼「何でだよ」
山「君は危険だからです。何をしでかすか分からない。大石君と平助が連れて行きます」
日「あんた、新選組の大石って分かんなかったの？」
翼「大石？えっ！」
日「やっぱり馬鹿だね」
近「これは、決定事項だ。明日、出立してもらう。それまで、君はそのままだ」
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