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土「俺は日向を手放す気はねえ。ここにいる全員同じだ。諦めろ」
翼「でも」
山「これ以上は時間の無駄ですね」
翼「待ってくれよ。日向に危害は加えない。だから置いて下さい」
翼は、必死に皆に縋る。
近「信用出来ないな。日向を貶めたり、縋ったり、態度がすぐに変わる」
す「醜いなー。あんさん、日向の事を言う前に自分はどうなんや?皆が日向を可愛い言うんはなー。顔だけやないねん。日向の心が素直やから可愛がるんや。あんさんの心は、日向と真逆や」
土「いい加減、諦めろ。てめえが何を言っても仏門に入れる。覆すつもりはねえ」
翼「そんな、無理です」
土「お前の意見を聞く為に呼んだんじゃねえ。決定事項を伝える為に呼んだんだ」
翼「俺の人権は?」
日「それって、憲法の事?」
翼「そうだよ!法律があるじゃないか!」
日「それが出来たのは昭和。今は明治。しかも幕府軍が敗れて、新政府が出来たばかり。人権の保証なんてないよ」
明「それで良く一番とか言えたわね」
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