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斎「隊長も同じだ。大体、信用出来ない者を副長が屯所に置くはずがない」
土「当たり前だ。俺も最初から信用していたわけじゃねえよ。でも、日向も明日香も頑張った」
山「そうですね。まだ屯所に来て間もない時、我々が信用していなくても日向君は既に沖田君の病を治すと言いました。その後も皆の命を救う事ばかり考えて自分の事は後回しでしたからね」
大「沖田隊長の病ですか?」
総「労咳だったんです。日向さん達は、この時代に来た時、未来の薬と共に来ました。だから助かった」
明「それがなかったら命を落としていたわ」
大「えー!総隊長も明日香さんも凄いですね」
明「薬があったからよ。もう薬がないから無理だけど」
山「私も日向君がいなければ、法度違反で切腹していました」
藤「俺も日向に命を救われたんだ」
大「総隊長って凄いですね。平隊士も総隊長を悲しませたくないとよく言っていました」
近「日向だから出来たんだろう。あの少年には無理だな。目を見れば分かる」
山「そうですね。もしあの少年が屯所に来ていたとしても何も出来なかったでしょう」
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