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藤堂と大石によって翼は無事お寺に引き渡された。お寺の住職にも、翼が連れてこられた経緯を大雑把に説明し、住職も翼をお寺から出さないと約束をしてくれた。2人は、住職の言葉に安堵し、江戸に帰ってきた。
日向も落ち着きを取り戻し、お腹の張りも取れた。
藤「日向、もう心配ないからね」
大「住職に簡単に説明しました。住職も性根を修行で一から叩き直すと行っていましたから」
日「良かった。本当にしんどかったよ」
明「当たり前よ。それだけの事をされたんだから」
永「腹も張っちまったしな。もう大丈夫か?」
日「うん。山崎さんからも大丈夫って言われたしね」
近「全く、最近は騒動ばかりだな。日向も明日香も無事で良かったよ」
土「新八の事もあったからな」
永「すまねえ」
大「座敷牢も辛いっすよね。無事で何よりです」
大石は、道中で藤堂から話を聞いていたのだ。
永「あれは辛いぜ。ある意味拷問だ」
総「謹慎2週間でも辛いですからねー」
日「あー、あったね。総司君、お梅さんに誘惑された事件」
大「お梅さん?」
土「昔、局長が2人いたんだ。その局長の女が総司や隊士を誘惑したんだよ。見事に引っ掛かったのが総司だ」
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