804人が本棚に入れています
本棚に追加
ひで「そうね」
つね「はい」
2人は、腰を下ろした。日向は、何で呼ばれたのかが分からず首を傾げる。
近「日向、出産の事で呼んだんだ。母上とつね、おのぶさんとも相談したんだが、家で出産したらどうかと思ってね」
土「そうだな。ここなら安心だな。おひでさんとおつねさんなら何が必要かも分かるしな。日向、どうだ?」
日「いいんですか?」
ひで「日向ちゃんは、私達の家族なのよ。遠慮はいらないわ」
日「初産で不安だったんです。よろしくお願いします」
近「歳、出産まで2人で家に住まないか?勿論、お産が終わって落ち着くまでだ。そうすれば、日向がいつ、お産になっても安心だろ?」
土「そうだな。身重の日向を1人で家に置いて行くのは心配だったんだ。よろしく頼む」
つね「日向ちゃん、私達に任せてね。お産婆さんは、私がお世話になった方にお願いしてあるからね」
日「何から何まですみません」
ひで「いいのよ。お産は久しぶりだわ。楽しみね」
つね「そうですね。お2人のお子さんなら可愛いでしょうね」
最初のコメントを投稿しよう!