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日向達は、ゆっくりと歩き試衛館に帰って来た。山崎は、途中で用事があるから夜に帰ると言い、自分の家に帰っていった。
土「帰ったぜー!!」
土方の声に明日香と永倉がバタバタと出てきた。
永「おかえりー!日向、大丈夫なのか?」
日「ただいま。山崎さんがいてくれたから」
明「無事で良かったわ。早く上がりなよ。体が冷えちゃうよ」
日「うん」
日向は玄関から上がろうとする。
日「よっ、キャッ」
土「あぶねっ」
日向は足元が見えない為、躓いてしまう。土方が、日向を支え、どうにか転倒を免れた。
土「お前は全く」
日「ごめんなさい」
土「はー。新八」
永「ん?」
日「キャッ」
土方が日向を後ろから抱き上げたのだ。永倉は、日向を受け取る。
永「軽っ!日向、本当に赤子がいんのか?軽過ぎだろ」
永倉は日向をゆっくりおろす。
日「ありがと。ちゃんといるよ」
明「日向は食べても太らないのよ。羨ましいくらいよ」
土「これでも重くなったんだ。全くこれで胸だけはでかいんだよな」
日「歳!」
日向は真っ赤になる。4人は歩きながら話し、居間に腰を下ろした。
土「事実だろ」
土方はニヤリと笑う。
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