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日「んー、どうだろ。明日香に聞けば分かると思う」
土「ここでは、気を張る必要もねえからな。はー、本当に心配性になりそうだぜ」
日「えー」
土「えーっじゃねえ。事実だろうが」
日「だって、そんな事言われた事ないもん」
土「まあ、それは仕方ねえだろ。日向、眠いのか?」
日向は、土方に寄りかかり眠そうに目を擦る。
日「うん。歳とくっついてると眠くなるの」
土「ククッ。じゃあ寝るぞ」
日「ん」
土方は、日向を抱き抱え寝室まで運ぶ。そして、寝間着に着替えて布団に入った。土方は日向に腕枕し、日向を抱き締める。2人が恋仲になってから、この体制で眠るのが当たり前になっていた。日向は、土方の腕に包まれて早くも眠りにつく。
土(もう寝ちまったか。日向も新選組の重圧から解放されたんだな。おそらく、どじな一面も今まで気を張っていて出せなかったんだろう。今は、完全に素で生活してるしな。まあ、こいつにとったら良い事だ)
土方は、日向に触れるだけの口付けをし、眠りについた。
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