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ゆっくりと配置に戻り、再びクイズが始まる。
不正解者が次々と灼かれ、補充された。
いつ終わるのかわからない上、出題者の期限で正解者でも答えの遅かった者までが灼かれた。
不正解の恐怖はあるものの、他人が死ぬ事への感覚が麻痺しはじめていた時だった。
いつものように、全員が六角形の部屋に出て、掃除のオバサンが焦げを掃除していると、ドアが閉まった。
あれっ、と思っていると、ブンッ…という起動音。
「…あ、…ぁぁあ……」
動いた。掃除のオバサンが入ったまま。
解答者と違い、悲鳴はあまり無かった。
ヴゥ…ウン…。
パチッ、……パチバチバチ…
だが逆に、それがかえって生々しい焼却音を際立たせた。
この音、あれだ。
チーン。
電子レンジだ。
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