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止まった。
扉が開くと、ほとんど溶けた人間の残骸が、腕だけ形を残してそこにあった。
レ ア 、だ っ た。
「スミマッセーン、誤作動させちゃいました。」
全く反省の色のない謝罪に、空気が凍り付く。
「急いで冷ましたんで大丈夫ですよ。あ、今、掃除の補充人員なくて、しばらくしたら来るんで片づけといてもらえます?」
「 … … … 」
全員が沈黙した。
そこには、掃除用具だけが損傷せずに残っていて、それがかえって異様である。
固まったまま、誰も動こうとしない。いや、動けない。
「早くしてください、あなた達がモタモタしているせいで時間がないんですよ。」
「 … … … 」
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