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その笑顔を見た途端、泪達意外の生徒全員が倒れてしまった。
「「「えっえぇーっ!?💦」」」
「おろ?皆さんどうなさったのでしょうか?」
愛は急に倒れてしまった生徒を見て周りの状況が理解できないらしい。導の方も携帯で周りの状況を普通に撮っていた。
ほとんどの生徒が倒れたのを見た春達は戸惑う泪達を見て少しばかり驚いていた。
「おい見ろよ、6人だけ倒れてないぜ!」
「ホントだ!凄いね♪」
「なんか1人だけ写真撮ってるけど💧」
転校する度にその学校の生徒は全員気絶していた為今回も同じだろうと思っていた。
「凄いわね。私達を見ても気絶しないなんて💧」
「混乱してるけど」
椎名、智美、茜の3人が気絶しない泪達を見て
はしゃいでいる中、春と陽は冷静になって見ていた。すると偶然にも陽の視界に愛が入った。
愛を見たとたん顔が赤く染まった。
(かっ可愛い!)
「陽、どうかした?」
顔が赤く染まった陽に気付いた春が声を掛けても陽は全く気付かなかった。
「それじゃお待ちかねクラス発表だよ~ん♪」
「「「「わーっ!」」」」
いつもなら隆道の反応を見て笑うが今回は全員期待している。そして、転校生のクラスが発表された。
1-E 黒田 椎名 1-D 白石 智美
1-C 赤沼 茜
1-B 青木 陽 1-A 黄麻 春
「あたしのクラス!?うわー最悪だー!」
椎名が同じクラスだと知った加奈は周りが騒ぐ中1人頭を抱え絶望的に叫んだ。
「厳しくなるでございますね💧」
絶対音感を持つ輝にとって騒ぎ声は騒音になってしまうためとても辛い。
「これから大丈夫なのか?💧」
流はお落ち着かない生徒を見てこれから大丈夫かとても心配になっていた。
「青木さんですか…楽しみです♪」
愛は呑気にも周りの状況を理解できないどころか楽しみにしている。
「何かややこしくなってきたなぁ💧」
「また気絶するかもしれないな」
ややこしくなってきたと思い、頭が痛くなる泪、新聞部であるが故にいつもの癖で携帯で写真を撮れるよう準備をする導であった。 朝礼が終わり、泪達は転校してきた春達について話していた。何故初対面の春達を見て騒いでいた生徒達の反応をどうしても理解できない。
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