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《ウン!
イロハハイツモボクヲキニカケテクレタカラ、オレイ!!》
「!ありがとう、垂れ桜。(ニコッ」
素直にお礼を言った。
何時も、
私の味方はこの子達だけだったな、
《ナンナノコイツラ!?》
《イロハガナニヲシタッテイウワダ!!》
《シンジャエ!》
「…、」
《?イロハ?》
「!何でもないぞ、」
小さく微笑みながら言った。
《ジャアイロハ。
ナニカミレンハナイ?》
「未練、か。
…ちょっと待ってろ、」
そう言うと一旦部屋に戻った。
ゴソゴソッ
「!あった、」
鮮やかな赤色の生地に桜の花が綺麗に刺繍された着物と私には大きい桜色の羽織り。
スッ
「よし、」
軽く着こなしてお面を被ると垂れ桜の元に戻った。
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