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「ええ子やな、マァーは、(ニコッ)はよ生徒会室行っときぃ~、この書類、職員室に置いたら、俺が作ったプリン出したるからなぁ~」
『…プリン♪』
詩皇は手元の書類をヒラヒラさせ笑顔で頭を撫でて走って行った
俺は詩皇の手作りプリンが1番好きでいつもはフラフラとどっか行くけどちゃんとまっすぐ生徒会室に向かった
うん、俺えらい♪
ガチャ
『…やほ。』
俺が生徒会室に行くと役員のみんなが仕事していた
「舞歩、詩皇は職員室だよ?」
いつも俺の事大事にしてくれるお兄ちゃんみたいな存在の聖-ヒジリ-が仕事の手を止めて笑顔で話し掛けてくる
『…うん、プリンあるから…生徒会室に居なさいって…』
「(ニコッ)そうでしたか、ではソファーで待ってて下さいね?」
『…手伝うよ?』
聖は、俺が全部言わなくてもわかってくれるから好き
俺が首を傾げて聞くと優しく笑って、じゃあこのデータをパソコンにって3枚の書類を渡された
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