終わりと始まり。

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『…じゃあ…先に帰るね?』 「気ぃつけてまっすぐ帰るんやで?」 「寄り道してはいけないよ?」 『うん。…バイバイ。』 いつもの様に少し早めに帰ると言い生徒会室を後にする これが最期の会話になっちゃったなんて今の俺は想像出来なかった。 帰り道 『(ボ~)…』 いつもはバイクだったけど今日は点検に出してて歩きだった いつもの道じゃなくて気分で近道をのんびり歩いてたら突然強い風が吹いて目の前にいた小さい女の子の上に看板が降ってきた 『…あっ…』 気付いた時には勝手に身体が動いてて女の子を突き飛ばし看板の外に出すのがやっとで鈍い音と全身の痛み、周りの悲鳴が俺の覚えてる最期の記憶だった 詩皇のプリンもっかい食べたかったな… .
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