グラディウス

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グラディウス

■分  類■ 片手剣   ■原 産 国■ ローマ   ■使用年代■ 紀元前7~紀元後4世紀頃   ■全  長■ 50~75cm程度   ■重  量■ 1kg程度     古代ローマ帝国が使用した、当時最もポピュラーな片手剣。 優秀な刀剣が多数出現し、儀礼用にも使われなかったため、模造品を除いて中世までに絶滅している。 刀身は両刃。   刀身は先端が鋭く尖っており、幅が広く肉厚である。 柄は握りやすいように波を描くような形になっている。 他の刀剣類と比較しても分かるように、刀身長は短めである。   鉄は強度が低ければ曲がりやすく、逆に粘度が低ければ欠けたり折れやすい。 グラディウスは材質に強度は低いが粘度は高い軟鉄と、強度は高いが粘度は低い鋼の合金を使用し、当時トップクラスの耐久性を獲得している。   攻撃方法は突きを多用したが、斬撃も可能である。 斬り付けたときの傷があまりにも惨たらしく、相手国の兵士の戦意を喪失させるのに役立ったと言われている。  
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