クレイモア

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クレイモア

■分  類■ 両手剣   ■原 産 国■ スコットランド(イギリス)   ■使用年代■ 15~18世紀   ■全  長■ 100~200cm程度   ■重  量■ 2~4.5kg程度     スコットランドで使用された両手剣。 大きさは特に決まりが無く、薄い刃厚に高い弾性と、大剣としては珍しい切断能力を重視した剣だった。 銃火器の影響で鎧が衰退した時代に対応した結果であろう。   刀身はシンプルな直線形で刃先は鋭利に尖っており、鍔は刃先に向かってやや傾斜している。 鍔の先端に複数の輪が付けられているが、それ以外に大した装飾は無い。 刀身は両刃。   刀剣類としては非常に珍しく、銃火器が主流になった時代でも主武器として生き抜いている。 これはスコットランドの兵が銃火器が発達したあとも、この剣を長く使っていたからである。   銃撃が止まったあとに突撃し、白兵戦に持ち込み長いリーチで敵兵を圧倒する、それが彼らの戦法だった。  
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