武器のせつめーしょ

スモールソード

■分　　類■
片手剣

■原 産 国■
西欧

■使用年代■
17～20世紀

■全　　長■
60～70cm程度

■重　　量■
0.5～0.7kg程度

スモールソードとは、刺突に特化した剣である。
その名の通り、レイピアを小型化したような形状をしている。
刃は持たない。

刀身の断面はＶ字になっており、軽量化と強度の上昇に役立っている。
レイピアは苦手ながら多少の斬撃も可能だが、スモールソードはＶ字形状のため斬撃が不可能となっている。

剣の携行が普通だった時代、貴族を中心に使用された。
ファッションのような意味合いで携行されており、金や銀など貴金属類を始め、貴重な動物の革、宝石などの装飾を施したものが多かったとされる。

レイピア同様、護身や決闘に使用され、フェンシングはこの剣から生まれたとされる。