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フランベルジェ
■分 類■
両手剣
■原 産 国■
フランス
■使用年代■
15~18世紀
■全 長■
120~180cm程度
■重 量■
3~4kg程度
刀身の形状が特徴的な両手剣。
フランス語で「火炎の形状」を表す「フランボヤワン」が名前の由来である。
その名の通り、細い刀身の刃は火炎のように波打っている。
刀身は両刃。
前述のフラムベルクとの差異は大きさ、片手用か両手用か、そして原産国の違い程度である。
攻撃方法は斬撃や刺突であり、斬撃時は刀身が独特な形状のため肉をえぐり取るように切り裂き、非常に治りにくい傷を作った。
さらに刺突時、あるいは引き抜く時に傷口を広げる効果もあった。
極めて殺傷力の高い剣だが、使用年代を見ても分かるように時代は銃火器での遠距離からの撃ち合いで、実戦参加はほとんど無かったとされる。
見た目の美しさから、儀礼用として長期間使用された。
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