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「その…優里ちゃ…じゃなくて山内君?」
「今のわざとだろ!
母ちゃんが女がよかったからってこんな名前をつけたんだよ…」
「わざとじゃないよ!(笑)
でも…なんか気の毒…(笑)」
ブーッ
「あ、バス」
「俺先に乗りたい!」
「どうでもいい(笑)」
(あ、そうだ)
美帆はあることを思いついた。
「レディーファーストでしょ?」
「大人気ないぞ!」
「何言ってるの。
私は優里ちゃんと同じ学年だもーん」
美帆はしてやったりという顔をするとバスに先に乗り込んだ。
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