~明らかになる現実~

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消防団「えー大変申し上げにくいのですが、只今10時になりまして、我々10時半まで次の場所に移動しなければなりません!ですので大変申し訳ありませんが、そろそろ、給水を終了させて頂きます。」 普通に頭に来た。先に言えよ!聞いてねーし。 なんか言ってやろうとした瞬間。 おじさん「おまえらな!そんなこと通用すると思ってんのか?良いから水注げ!こんなにみんな並んでんだぞ。なんだそーなら先に言えよ!おめーら何年消防団やってんだ!そんなちっちぇー車でくるからこうなるんだろ!見たらわかっぺや!良いから終わりまで注げこのやろー!」 ・・・・・・ 言いたいこと全部いってくれたおじさん。 良いぞもっと言えと言う言葉も飛んでた! そして、無事に並んでた人は水を貰えた。 貴重な、6リットルの水を1時間半並び貰える事が出来た。 水に対しここまでの思いをしたのは生まれて初めてだった。
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