古道具屋さん

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おしじさんは、そんな道具たちをキレイになおして、お店にならべていました。 「まるで宝さがしのようで、古道具屋は楽しいぞ!」と、おしじさんは、よくいいます。 ほこりだらけでまっくろだったお人形が、ふいてみたらすごい美人さんだった、なんてことがあるからです。 ほんものの宝ものをみつけたこともありました。 きたない箱だなぁ、と思っていたら、底のところにひみつのひきだしがかくれてて、中から、金貨が三まい出てきたのです。 そんな時、おしじさんとリンさんは 「どんな人がへそくりしたのかねぇ?」 「なにがほしかったのかしら?」 と、いろいろ想像するのが、大すきでした。
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