芽吹きの唄

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子供のように無邪気で純粋で、残酷なのかもしれない。 私は数年前、息子を失った。 私は悲しみに暮れ、心を病み社会に出れなくなった。 その私を支えてくれたのは私以上の悲しみを背負ったはずの妻だった。 そして今。 妻は命に危険にある。 通り魔に腹を刺されたのだ。
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