芽吹きの唄

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私はすぐに判断した。 「守り神か?」 白猫は毛づくろいをしながら答える。 「間は勝手にそう言ってるみたいね。肩書きに意味なんかないの知らずにね。それよりさ、うちに聞きたいことあるでしょ?」 もちろん、ある。 「妻はどうした」 白猫は毛づくろいをやめて私を見る。
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