芽吹きの唄

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その瞬間に声が聞こえた。 「お父さん!!」 すぐに誰か分かった。 息子だ。 「お父さん、乱暴はもうやめてよ……。ずっと天国で見てて荒れるお父さんがイヤだから僕はおうちに帰るから……」 「え……。生き返るのか?」 息子は首を振った。 白猫が答える。
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