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ー季節は夏ー
お日様園の奴らのほとんどは、出掛けたりサッカーをしてる
・・・かく言う俺は冷房が効いた部屋でギンギンに冷えた炭酸を堪能している最中だ
『っくぅ~!うめぇ』
やっぱ夏はこれだよなっ!
乾いた喉を潤せた俺は上機嫌に鼻歌とか歌ってみる
♪~♪♪~♪♪
・・・
[ガラッ]
・・・また来やがった
・・さっきから部屋を行ったり来たりして、そのたびに新しいアイスを持って来ては食べる・・
と、いった動作をエンドレスに繰り返してるこいつ、涼野風介は俺の幼なじみである
それにしてもこいつ、アイス何個目だ?💦💦
腹とか壊さねぇのか?
「なんだ?欲しいのか?」『いや、いらねぇ』
その事考えてたらアイスに目が行っていたようだ
『お前、それ何個目だよ』「これで25だ」
『・・・馬鹿だろ』
「何を言う。夏のアイスは格別なのだぞ」
んな事言ってるけど
冬になったらなったで「コタツで食べるアイスは格別だ」・・・とか言い出すに決まってる!いや、去年言ってた💦
「やっぱり欲しいのではないか?」
『だからいらねぇって!』
どうやらまたアイスを見つめていたらしい・・・
ニヤリ
風介が何か思いついたような顔をした
ゾゾ
とりあえずその場から逃げようと立ち上がったが、腕を捕まれ座り込む形になり失敗に終わった
俺を捕まえる事に成功した風介は、ニンマリ顔で俺の顔にアイスをあてた
『っ、なんだよっ!』
手足をばたつかせて抵抗したがびくともしない
こいつ腕力強すぎだろ💦
↑
とか第三者視点から見てたりする呑気な俺←おい💦💦
「何って・・・アイスを食べさせてあげてるんだけど」
と平然と言った
『うるせっ!だったら何で頬に押し付けてくんだよっ!』
アイスが溶けて服がベトベトだ
「あ~ぁ、溶けてしまったじゃないか」
『お前のせいだろっ?!』
「もったいない。私が食べてやろう」
ゾゾっ←鳥肌
思わず俺は後ろに逃げたが、すぐ壁に追い詰められた
ペロッ
『っ!なっっ///』
こいつっ!頬っぺたなめやがった?!
「やはり春矢をからかうのは面白い」
満足げにそう言い残して部屋からでて行った
イラッ💢
『ちくしょっ・・・絶対仕返ししてやるっ』
春矢はそう心に決めて、体を洗うべくシャワーに向かうのだった
(・・・頬っぺたは洗わないでおこ///)
↑
ツンデレ(笑)
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