神様と主様

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稔麿の知る女は皆嫌われまいと稔麿の気分を取るのに必死だ。 顔も良く学もあり剣まで秀でている。 そんな稔麿の女になってみたいと願う女は多く稔麿の為ならばと身体を開くものもいる。 それに漬け込んで多くの女と交わって来たがこんな女は初めてだ。 まさか殴られるなんて… てか本当に女子なのかと馬鹿な事を考えてしまう。 姿を見れば分かる。 女特有の細いのに柔らかそうな身体付きに美しい顔立ち。 もし男だったら世も末だな 「フッ…」 「な…何笑ってるんですかぁ!!」 いきなり笑い出した稔麿を次は恋双が睨み付けた。 恋双が睨んでも別に何の威嚇にもならない。 それでも睨み続ける恋双がおかしく見えて余計笑いが込み上げる。 「はッ…はははッ」 「何で笑うのー!?」 訳が分からず騒ぎ出す恋双。
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