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「これは…?」
「よく見るとわからないか?フウ。」
フウはリンの携帯をまじまじと見ると…
「……!………カミングスーン?」
「そう。
[©🌕♏⚠🆖🔜]→[COMING SOON]
つまり、[もうすぐ]だ!
だからあいつが伝えたいことは、d.の『もうすぐだよ。』ってことだ!」
「お兄ちゃんすごい!……………でも待って?ゾロ君はどうして『もうすぐだよ。』なんて伝えたいのかな?」
「それは…。わからない。本当に、どうしてなんだ…。」
リンは深く考え込んでしまった。
フウはそれを見て…
「お兄ちゃん!帰ろ!」
「ん?」
フウはリンの手をとる。
「今日はお兄ちゃん悩みすぎだよ?とりあえず暗号は解読したんだから、早く帰って休もうよ!ねっ?」
「…あぁ。」
リンはフウに連れられるのではなく、自分の足で走り出した。
(………………ゾロ……。)
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