事件編

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「メール…か?」 リンは携帯を開き、メールを見た。 知らないアドレスだ。 メールを読んでみた。 ─────────────── 久しぶり! 成人おめでとう! 今は何してるのかな? 僕は斎木 ゾロ あの事件以来だね。 覚えてる? そうそう、携帯を買ったんだ。 そしたら暗号が作れたんだ! リンはDoCoMoだよね?じゃあ解けるはず! じゃあ解いてみて! ─────────────── 「……………………!」 リンは自分の目を疑った。 「ふ、フウ!ゾロだ!ゾロからのメールだ!」 「え……?」 フウもリンの携帯を覗き込んだ。 「どうして?なんの連絡もなかったのに…ゾロ君、お兄ちゃんのアドレス知ってたっけ?」 「知るはずがない…当時俺らは携帯なんて持っていなかった。あいつが俺にメール出来るはずがない!」 リンは頭に痛みを覚えた。 親友、そしてライバルから久々に便りが来たことと、ありえないメール。 いっぺんに考えることが多すぎる。 (それに暗号だって…?なぜだ?) とにかく返信してみようと思った。 …しかし 「………返信できない…!」 「!?………どうして!?」 「わからない、こいつのメールには何か特殊な加工がされているようだ…。」 1通目のメールの謎を考える前に、本題の2通目が来た。 暗号だ。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆→→この次のページは暗号問題です→→☆
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