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「やった~! 決まり~! さっ! 行こ~行こう!」 美奈はそう言うと、さっさとトイレを出ていってしまい、 あまりの早さに戸惑いながらも、少し遅れてトイレを出ると、もう私の鞄まで持って 「お疲れ様でした~!」 と上司に手を振っている所だった。 「早…。」 早く早くと急かす美奈を追いかけ、 終電間際で昼間とはまた違った賑わいをもつ夜の繁華街へと繰り出した。
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