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「ん~、それでいいならもう送っちゃうけど。」
「うん、構わないかな。」
「あぁ~、名字は変わっちゃうけどそれでいいかな?」
「そうだな、名前のほうを使いたいだけだからそれでいい。」
「まあ、名字もできれば日本名とかのほうがいいけど・・・」
「あぁ~、それは可能よ、極東の国には日本語も存在するから。」
へぇ~、あるんだ日本語。
「まあ、基盤になってるのが魔法と科学の違いってだけで、発展はしてないけどほかはほとんど同じよ。」
「へぇ~、まあ、そっちの方が都合がいいのかな。」
「まあ、私にしたらそうね、それと英語は古代語ってことになってるからあまり人前では使わない方がいいわよ。」
「共通言語は?」
「さすがにそれは向こうの世界だけのものね。」
なら、いってから学べばいいか。
「ん~、じゃあ、そういう風にしといてあげる。」
ん?今のはどういう意味だ?
「うふふ、それは着いてからのお楽しみよ。」
その言葉を最後に俺の視界は白い光に包まれ始める。
「それじゃあ、行ってらっしゃい。」
そう聞こえたと思ったら俺の意識はどこか遠くに飛んでしまった。
次に目覚めるときは知らない世界の知らない場所にいるのかな?
まあ、どちらにせよ今度は自分に正直に生きよう。
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