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教室に着くと何やら騒がしかった。
当然友達のいない俺に話しかける奴なんていない。
聞き耳を立てると、
男子A「なぁ、今日俺さ変な化け物見ちゃったんだよ!」
男子B「お前も!!俺も!」
女子A「何それ新手の変態?怖ーい」
男子A「大丈夫だお前みたいな奴誰も襲わねーよ!」
女子B「それ言い過ぎじゃない?間違ってないと思うけど。」
女子A「ひどーい」
「ハハハハハハ・・・」
「死ね!!」馬鹿は心の中でとてつもない怒りとともに念じていたのだった。
キーンコーンカーンコーン。
先生が来た。
「えぇ、今日は編入生を紹介します。さ、入って。」
それはそれは何とも美しい美男子が現れたとさ。
「じゃあ、自己紹介お願いしてもいいかな?」
編「はい。はじめまして。僕は真海 時留苦(マカイ ジルク)。ヨロシク。」
「カッコイイ」
「何だよ女子の奴ら」
などザワザワしているとき囁くように
ジルク「馬鹿め。」
馬鹿にははっきりと聞こえていた。
馬鹿(なんで名前知ってるんだろう?友達になれそうかな?)
ウキウキしていた。
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