第2章~侵略~

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教室に着くと何やら騒がしかった。 当然友達のいない俺に話しかける奴なんていない。 聞き耳を立てると、 男子A「なぁ、今日俺さ変な化け物見ちゃったんだよ!」 男子B「お前も!!俺も!」 女子A「何それ新手の変態?怖ーい」 男子A「大丈夫だお前みたいな奴誰も襲わねーよ!」 女子B「それ言い過ぎじゃない?間違ってないと思うけど。」 女子A「ひどーい」 「ハハハハハハ・・・」 「死ね!!」馬鹿は心の中でとてつもない怒りとともに念じていたのだった。 キーンコーンカーンコーン。 先生が来た。 「えぇ、今日は編入生を紹介します。さ、入って。」 それはそれは何とも美しい美男子が現れたとさ。 「じゃあ、自己紹介お願いしてもいいかな?」 編「はい。はじめまして。僕は真海 時留苦(マカイ ジルク)。ヨロシク。」 「カッコイイ」 「何だよ女子の奴ら」 などザワザワしているとき囁くように ジルク「馬鹿め。」 馬鹿にははっきりと聞こえていた。 馬鹿(なんで名前知ってるんだろう?友達になれそうかな?) ウキウキしていた。
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