1,年下の幼なじみ

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と、思い出に浸りながらも 髪の毛巻いて、軽く化粧してと身支度し終えたのは7時35分 朝、起きて早々 こんなに動くと、お腹すいちゃうんだよねー。 朝ごはんの匂いに釣られながら、下へ降りていくと キッチンにいるお母さんとリビングのソファーでテレビを見てる捺が、仲良くお喋りしている。 まぁ、いつものことなんだけどね 「おはよう、千沙」 「お母さん、おはよう」 「ちーちゃん、おはよ!!」 「……捺には、さっき言ったでしょ」 ソファーからこっちへと身を乗り出してる捺を横目に、テーブル席に座る。 なんか、つくづく可愛くないあたし おはようくらい、なんてことないのに、捺に対しては どうしても冷たくなっちゃう時がある 「む~っ!!」 と唸っている捺をほっといて朝ごはんに手をつける。 今日の朝ごはんは トーストに特製ジュース この特製ジュースは毎朝、お母さんがミキサーでつくってくれる。 あたしの好きなものがいっぱい入ってて、これを飲まないと1日過ごせないくらい .
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