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「ぁ~~~ん、春子姉ぇ、何?」
紅葉は大きな欠伸をして会長に聞く。
「はぁ~~~、なんで生徒会室に来てすぐに寝るの?」
「だって、前の授業で先生が眠くなる呪文を唱えていたもん…」
「はいはい、授業がつまらなかったわけね、まっ、それより、副会長二人はまだ来てないけど何か聞いてない??」
「う~ん、何も聞いてないよ?」
「…美雪も聞いていません」
「そう、いつものアレね……」
バタン!
「お、噂をすれば」
『遅くなってすいませんでしたぁあああ!!』
ドアを開けて現れたのは、副会長である二人である。
会長が遅れた二人に……
「いつものことで、遅れたってことね?」
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