勘違い

7/17
前へ
/248ページ
次へ
二人でいると時間が経つのは早かった。 「もう、こなんな時間だぁ。」 時計に目をやった。 「気にしないでいいじゃん。泊まっていきなよ。」 「えっ、でも…。」 「嫌?」 「嫌じゃないけど…。」 「なら、いいじゃん。決まりね。」 麻衣に微笑んだ。 「う、うん。」 俺は麻衣を帰したくなかった。何をするってわけでもないが、ただ麻衣と一緒にいたかった。
/248ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加