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「……うん。」
麻衣の目からはうっすらと涙が溢れていた。
俺はキスをした。付き合って初めてする“キス”それはとても優しいキスだった。
「あのねぇ、……私…嘘ついちゃった。」
「はぁ??嘘?」
いきなりの事に何が何だかわからなかった。
「…本当は、女の子の日じゃないんだぁ……。」
「あぁ、その事かぁ、それならわかってるよ。」
えっ!?って顔をする麻衣にちょっと笑った。
「ははは、今日の映画見る時にわかっちゃった。」
「…バレてたんだぁ…、今日は、大和とはエッチだけで、バイバイしたくなかったから。」
照れ臭そうに話す、可愛かった。
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