もう一つの夢幻

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頭を布団に預けると、布団越しにアイツの腕を感じた。 「悪ぃ……。 ちょっと、腕借りる」 くすくすと笑いながら、俺はゆるゆると瞼を閉ざしていく。 「起きたら、真っ先に輪廻に還るから。 ――待ってろ、煌夜(コウヤ)」 .
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