宿

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~翌日~ 頭を撫でられる感触で悟空は目が覚めた。 「…ん」 目を開けるとそこには大好きな紫と金色があった。 …そうか、昨日は三蔵と… 「起きたか…」 いつもなら考えられないくらい優しく話しかけてくれた。 「あのさ…三蔵」 突然悟空が深刻そうに話しかけた。 「なんだ」 「…なんで、俺が告白してからも今までと変わらなかったんだ?」 少し心配そうに聞いた。 「…お前を傷つけたくなかったからだ…」 そう言い、悟空の金鈷に口づけを落とした。 「…三蔵」 悟空は三蔵の頬にキスをした。 「好きだよ…三蔵」 悟空は赤くなりながらもそう言った。 「…まだ早い…寝てろ。」 そう言うと三蔵はそっぽ向いた。 悟空はそんな三蔵に頬が緩んだがまだ眠いので寝ることにした。 しっかりと三蔵にくっついて…。 俺にとってこの日はとっても大切な記念日。 大好きな大切な三蔵と通じ合えた日だから。 → 後書きです 読んで下さりありがとうございました‼
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