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あれから3時間くらい悟空はポケーとしていると町に着いた。
「うわぁッ!でけぇ!!」
悟空が叫んだ通り確かにこの町は大きな町だった。
「久しぶりですねぇ、こんな大きな町」
八戒も感心したようだった。
「んじゃ俺は繁華街でも回ってくるわぁ」
そう言うと悟浄は人ごみに消えていった。
「あ、悟浄!…どうします?三蔵」
「チッ。アイツの事はいいから宿探せ。俺は疲れた」
そう言うと三蔵は宿屋を探すべく歩き出した。
「…まったく、うちの児童たちは…。
悟空行きましょう」
「ぁ、うん」
「悟空、大丈夫ですか?」
八戒はいつもと違う悟空が気になっていた。
「何でもないって。それより早く行こうぜ?」
そう言うと悟空は三蔵の方へと走って行った。
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