死別

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多佳子「これが、好きっていう気持ち、だって、気づいてから、ずっと、怖かった、あんたの、一挙一動に、ずっと、意識しちゃって、ずっと、嫌われてないかって、他の子に、とられちゃうんじゃないかって、ずっと、思って」 ・・・まさかそこまで考えられてるとは思わなかった。 多佳子「気がついたら、なんでもかんでも、あんたが、主軸になってて、あんたが、いるだけで、私は、どんなことしてても、嬉しかった、あんたが、いなかったら、全部、苦痛だった」 おいおい聞いてるこっちが恥ずかしくなってきたぞ。 多佳子「告白して、うんって、言ってくれた時は、凄い嬉しかった、あんたと、恋人に、なれる、って思って、今さっき、言ったことを、できるんだって」 多佳子は息を整えて言った。 多佳子「あんたと、これからも、ずっと一緒にいられるって」
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