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~愛花side~
「ちょっといじめすぎた?」
「いや、あんくらい妥当でしょう!」
「だよね~!」
あたしと桜は新が泣きながら走り去っていったのを大して気にせず笑い合った。
でも…この子だけは…
「し、新さん…嬉しすぎてはしりたくなったんですかね…?」
「「………」」
光里だけは状況を理解出来ず戸惑っていた。
「ねぇ、桜。あたし前から思ってたんだけど、光里ってさ…」
「ええ。素直と言うよりこれは天然ね…」
桜はあたしの言葉に苦笑を浮かべながら賛同した。
「光里はあんまり気にしなくていいから。とりあえず今日は部活も無いし帰ろう。」
あたしがそう言うと首を傾げう~んと唸っていたがすぐにわかった!と笑顔になった。
光里は本当に素直でかわいいな~。あたしが男だったら絶対襲ってるよ!
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