プロローグ

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―――バキッ! 「っ!」 頬を殴られた忍は少し体が後ろに飛び、尻餅をついた。 眼鏡が外れてないのが奇跡である。 「また外の人間と関わるの?」 忍を殴った少女、夏妃は忍に近付き見下ろした。 「洋介はともかく、あの大助って奴と関わっているのも許せないのに……」 「すみません…しかし夏妃様……」 ―――ドカッ!バキッ! 「っ……」 何か言おうとする忍を夏妃はまた殴り、さらには蹴った。 .
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