双子姉妹の恋の行方ー文ー

二人の思い

私は、幼稚園の頃、迷子になった所をこの太一に救われた。

それ以来、太一の側に居たくて、親が決めていた小学校には行かなかった。

そこから、ずっと高校まで公立。

私の家は日本有数の大きい財閥で、本当は私立に通う予定だったけど、両親は私の意思を尊重してくれて、今に至るのです。

跡取りは、一番上のお兄様だと決まってはいるし

私たちにも、ある程度の学歴は持って欲しいって言われてるけど、大学に行けば良いしね。

先程、私たちと言ったのは、
私双子で、花音という姉が居ます。

花音は、幼稚園から高校まで、偏差値も高く、財力もある家庭の子しか通えないいわゆる、お嬢様学校にどっぷりつかってるの。